#39 避難

Blog 原発に反対する100の理由

 

#39 避難  

一つの地域が数時間以内に避難することは不可能です。

 

原発の災害対策によると、事故が起こっても放射線を帯びた雲は数日間は原子炉の中に抑制しておけるそうです。-市民が避難できるように。

しかし、もし飛行機墜落事故、地震、爆発などによって原発が破壊された場合はどうでしょう??または原子炉格納容器が数分以内に溶けてしまったとしたら?

 

そうなると、気象条件にもよりますが地域全体を避難させるのに残された時間は数時間です。新しい拡散予想計算によると、25キロ圏内で家の中に留まっていた場合、放射線量は数時間で半分のケースが死に至る程までに高まるそうです。放射線を帯びた雲がそこで留まるわけがありません。さらに離れた地域に置いては避難計画すらまだない状況です。