原子力発電所は地震に対しての保護が十分ではない
フ ライブルクのフェッセンハイム原発、カールスルーエのフィリップスブルク原発、ダルムシュタットのビブリス原発―3つの原子力発電所は全て、ドイツで最も 地震活動が活発な地帯であるライン川上流の地溝帯に建てられています。しかしながらドイツにある他の原子炉のように、地震に対して軽くしか安全のための措 置がとられていません。
例えばフェッセンハイム原発は1356年にバーゼル市を破壊した時のような地震が起こった場合、震源地から少なくとも30km離れていれば持ちこたえることができます。 万が一エネルギーが地下にあったとすれば?
ビ ブリス原子力発電所は秒速1.5メートルの重力加速度に対してしか設計されていません。地震学者は、マンハイムとダルムシュタットの間で明らかにそれより も強い振動がくると予想しています。そしてネッカーヴェストハイム原発の石灰質の基層では、地下水が年々、1000立方メートルまで新しい空洞を浸食して います。