震災から、もうすぐ1年。
私の家族や親戚や友達が、東北地方に沢山住んでいて、被災しました。
私は去年留学中で、留学先から何もできず、連絡さえとれず、
なんとも言えない気持ちを抑えながら、何日も過ごしたのを覚えています。
その中でも、現地での友達が、“大丈夫、何かあったら私が一緒だから”
そして本当にたくさんの人が、“日本は強くて、綺麗な国だから、大丈夫”
といってくれたのが、どれだけ助けになったか・・・
旅行した場所、合宿した場所、観光した場所、
そんな素敵な思い出がある場所が、素敵な人たちがいる場所が、
様変わりして、そこで苦しんでいる人、悲しんでいる人、命を奪われた人がいる・・・
なにもかも想像を絶するものだっただろうと、そして今でも、
信じられないことばかりだろうと、そう考えると、私はなんとも臆病で、
ボランティアに行く勇気がありません。
ただ、そんな中でも私ができること、もう一度、家族に会えることに感謝すること。
支えてくれた人に感謝すること。そして、小さなことでもできることをすること。
支援物資を送ったり、募金はまだまだできる。
もういちど、この機会に、東北のこと、考えてみるべきだ、と思います。
当時被災されたドイツ人の方の記事(日本語)
http://www.newsdigest.de/newsde/features/4030-spielberg-interview.html
“どんなに将来を予見し、用意周到に振舞っていても、人間は繰り返し自 然災害に驚愕させられ、打ち負かされます。自然災害に対しては、万全の技術を持ってしても太刀打ちできません。だからこそ、お互いに思いやる心や助け合う 用意、そして個性を主張し、自由を手に入れようと努力する際は決して利己主義に陥らないこと、何をするときも常に人間らしさと共感の精神を忘れないことが 大切なのだと思います”
たちむかうには、
大きすぎる自然に、なんとか地球に“すまわせてもらう”ために、
もっともっと優しい気持ちで生活していかないと…