本当は危険? ナノテクノロジー


 今日、ナノテクノロジーを使った商品がたくさん店頭にならんでいる。原子、分子のサイズの銀やチタンなどを使った洗剤、におわない靴下、消臭スプレーなどだ。汚れがよく落ちる、消臭効果が高いといううたい文句でヒットしているがその安全性に待ったがかかった。


 ナノサイズと言われてもちっともピンとこなかったのだが、例えば地上から宇宙ステーションを見上げて、その宇宙ステーションの中から宇宙飛行士が小銭を 見せたとする。その小銭の模様がちょうどナノ粒子の大きさなんだとか。その超極小のナノ粒子はなんと人間の細胞の中にまで入り込めるというのだ。細胞にナ ノ粒子が入り込むことによって細胞が炎症を起こすことが実験でわかっている。ナノ粒子を持続的に体に取り込むことによって健康を害する恐れがあるのだ。
 ナノ粒子を使った商品の包装にどのようなナノ粒子を使っているか記載することは特に義務付けられていないらしいのだが、消費者が自分の目で商品を選択する自由のためにも記載するべきではないだろうか。

参考 

ZDF zoom
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/hauptnavigation/startseite/#/beitrag/video/1511454/ZDFzoom:-Unsichtbare-Gefahr?

 むしろ抗菌や、消臭でいいイメージが強かったナノテクノロジー。なぜ匂いがなくなるのか、なぜナノパワーはそんなに強力なのか、そもそもナノってなんな んだ?匂いが消える魔法なんてものはないのだから、そこに疑問を抱き、裏に隠された「副作用」をもう一度、徹底解剖する必要がある。それはナノテクノロ ジーだけではなくすべての最新技術、そして毎日の生活においても言えることだ。

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