「授業の感想」
僕は今まで3回「JaD」で授業を受けさせてもらいました。ちなみにドイツ語です。3回のうち最初の2回は主に大学で勉強しているドイツの芸術について話をしました。別に難しい議論をするわけではなく普通におしゃべりする感じです。残りの1回は最近の出来事について話しました。最近見た映画だとか、あと美術館に行った話、趣味で行った工芸教室の話など。こんな風に日常の出来事を話すのももちろんOKです。
僕のドイツ語はお世辞にも流暢ではない・・・(笑)なので、何とか思いつく単語を使って話をしました。でもじっくりと話を聞いてもらえるので焦らず自分のペースで話せました。僕はそもそも口数が多いほうではないのですが、講師の方からも質問してくれますし、うまく答えられない場合も別の表現に言い換えてくれます。また、インターネットを使ってその場で情報を検索してもらったり、画像を見せてもらったりと話題を提供してくれるので、とてもやりやすいと感じました。
個人的なことですが、中学で英語を勉強し始めたとき、文法や発音を間違ったら恥ずかしいとか思い、なかなか自分から話せなかったのですが、みなさんはそんな経験ありませんか?今思い返せば、外国語を勉強する時は「ミスを恥じることを恥じる」のが上達への大切な一歩だと思います。「JaD」の場合、間違っても減点されたり怒られるわけじゃないので、しゃべることに不安を覚えなくなります。とにかく、何か口にだして伝えるのが大事!授業を受けていけば、自然に自分から「話したい」と思えるようになりますよ。
最後に一言。言葉は人間が作り出したコミュニケーションの一番重要な手段だと思います。習得する一番の近道は、誰かと会話することだと思います。外国語学習というと中学、高校でやったような「勉強」「学習」というイメージが強いかもしれませんが、「学習」というよりは外国語で「おしゃべりする」という気持ちで取り組んだほうがいいんじゃないでしょうか。言語は「学習」するためじゃなくて「しゃべる」ためにあるものですから。