ザシャは「キーラーシュプロッテン」(ちっさいニシンの燻製)の街、エッカンフルデからやってきました。
ギムナジウムを卒業したザシャは広い世界へ旅立ちます。まずはフライブルク・イム・ブライスガウ、リューベック、ニューヨーク、そしてロンドン。そこで彼はゴールドスミスカレッジ(ロンドン大学)で応用演劇学を学びます。そして輝く最先端都市ベルリン、フンボルト大学で演劇学と文化コミュニケーションを学ぶべくドイツにカムバック。この時からコミュニケーションというテーマに魅せられるようになります。インターナショナルなアーティスト達との仕事や様々な会社(演劇、映画、音楽)での仕事を経て2004年、日本へやってきました。
日本では英語を中心に語学学校、小学校、大学などで教え、ワークショップも行ってきました。
2008年からは、定期的にドイツ語、英語、また日本語による演劇プロジェクトにも取り組み、演出、出演してきました。
ザシャへのQ&A
Q1.どうして日本へ来たんですか?
ザシャ:ずっと日本には興味を持ってました。・・・確か初めて日本についての本を読んだのは7歳くらいの時だったかな。 日本の歴史の本。 ロンドンでの大学生活の時に初めて日本人と知り合って、更に興味を持つようになりました。ベルリンで日本学も専攻したんですが、そこで思ったのは、「ザシャ、日本について学ぶなら、日本に行かなきゃだめだ!」っていうこと。それで日本へやってきたんです。
Q2.どんなことに興味がありますか?
ザシャ:はっきり言ってすべてのこと! 芸術、文化、言語、歴史、食べ物、経済、インターネットとかいろいろ。 自分はすべてのことに興味があるっていうこともあり得ると思う。入り口さえ見つかればね。
Q3.好きな食べ物は何?
ザシャ:ラーメン、ラーメン、ラーメン!!! 今一番のお気に入りは長浜ラーメン(すぐ近くにある最高のお店!)
Q4.外国語を学ぶ上で一番大きな問題ってなんだと思いますか?
ザシャ:不安。 自分もニューヨークとロンドンで同じ問題がありました。 自分を信じることができなくて、間違いを恐れるんです。 問題なのは語彙でも、文法でも、文の構造でもなく、コミュニケーションしたいという意志の方にあると学びました。 私はヨーロッパの言語を話さない人達とジェスチャーを使って話をしたことがあるんですけど、今までで最高の会話だったんですよ!本当に楽しかった!
Q5.どうしたらもっと上手くコミュニケーションとれるようになりますか?
ザシャ:まず楽しむこと。楽しければ、勉強してるってことを忘れるでしょ。 あとはリラックスしてること。だれでも緊張してたら言葉出てこなくなっちゃうでしょ。 へへへ