ドイツAktuell vol.2 いきなり家賃倍額!?
「マンション改築工事にご協力ください。」
「ちなみに改築後の家賃は60%増しですのでよろしく。」
そんな嘘のような本当の話がドイツ各地で起こっている。
古いマンションで壊れたところがあったり、カビが発生していたり、
問題があれば改修するのは当たり前・・・といいたいところですが
おしゃれに、豪勢に、近代的に改築!、と特別な理由なしに改築をし、
工事後の家賃がいきなり2倍になる、というケースがあるんだそうな。
更に最近ドイツで部屋探しをしたことがある方はご存知のように、
今の家を出てくにしてももっぱらの部屋不足で家賃は上がる一方。。
Extreme-Mieterhoehungen-nach-Sanierung
こちらはベルリン。
ベルリンは特にこの家賃引き上げがひどいと言われている。
無意味なリフォーム、改築で家賃増額を言い渡された家族。
改築中はどこか別の場所に住まなければならず、2年連続で引越しは
幼い娘がかわいそう。しかも戻ってきても家賃が600ユーロも値上がり。
幸運なことに新しい家を見つけることができたが、
結局家賃は今の家賃より高くなってしまうそう。
そして83歳の一人暮らしのおばあちゃん。
マンションの一階にあるケバブ屋の常連さんで
店主もおばあちゃんが店に顔を出さないと心配して電話するほど仲良し。
そんなおばあちゃんもいきなり家賃の値上がりを言い渡され
400ユーロだった家賃が700ユーロに。
どうしようもなく涙を流すおばあちゃんの姿が切ないです。
そんな中ベルリン市内には
政治家でも手が出ないような高額のペントハウスの建設が進められている。
一般市民が家を追われて住宅不足なのに。。。
それと関連してこちらもどうぞ。↓↓↓
Sonneborn und der günstige Wohnraum
全然住宅は不足してないですよー。
まだまだ手頃でいい状態の家ありますよー。
って言って見せてくれるのが月4000~8000ユーロもする家。
風呂場4つ。うーーん、お手頃価格ー!w
Heute-showのレボーター、マーティン・ゾンネボルンがさらっとするコメントが
皮肉たっぷりでおもしろいので是非ご覧ください。