ヨーロッパは選挙の話で持ちきりだったようですね。
まずフランス。フランソワ・オランド氏が当選し17年ぶりに社会党からの大統領誕生となりました。メルコジからメルオラに独仏タッグが変わり動向が気になるヨーロッパ。
そんなヨーロッパの中でも去年から大騒ぎのギリシャでは総選挙。結果は与党連立の惨敗、議席が過半数に満たなくてこちらも大きな変化が見られます。
はてさて、ドイツのシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州議会(der Landtag)の選挙はどうなったかというと得票率はこちら
CDU 30,8
SPD 30,4
FDP 8,2
Grüne 13,2
Linke 2,2
SSW 4,6
Piraten 8,2
海賊党(Piratenpartei)はベルリン市議会選挙に引き続き議席を獲得。FDP(自由民主党)は息を吹き返し、左翼党(Die Linke )は予想通りに議席を失った。
ここで注目すべきは連立。CDU(キリスト教民主同盟)の一歩手前まで迫った社会民主党(SPD)はCDUとの大連立でもジャマイカ連立でもなく、緑の党(Grünen)と南シュレスヴィヒ有権者同盟(SSW)とのデンマーク信号連立(Dänen-Ampel)を持ちかけていて、このまま行くと与野党交代となりそうです。