ドイツ、エネルギー転換の険しい道のり 「風力発電」

2022年の国内全原発停止を決定したドイツ。

 

目標は明らかだが、どう達成させるのか?

 

「風力発電」

 

北海の海上に

ウィンドファーム「アルファ・ヴェントス」がある。

30機の風力発電機が海上の強い風によって

しっかりと止まることなく動いている。

 

 

ドイツ政府の目標は10000メガワットの電力をまかなうこと。

それには2000機の風車が必要で

現在の30機から2000機に増やすのはかなり厳しそうだ。

また電力を送る電力網の建設に莫大な費用がかかり、

電力会社がすべてをまかなうことができない。

従って、消費者が電気料金に上乗せして支払うことになる。

電気代が今より上がるのは必至だ。

 

Energiewende: Größenwahn statt Megaplan

 

環境大国ドイツ。

自然エネルギーをどこの国よりも多く取り入れ

市民の関心も高い。

だからこそ、今あるたくさんの問題点に目を向け

戦っている。

難しいのは当たり前。

果たして私たちは問題点に目を向けられているだろうか?

先を行くドイツから学びたい。