先日ご紹介したTACT/FEST。
その中で私が一番心を動かされた作品が、「スズの兵隊」でした。
アンデルセンの童話、「スズの兵隊」を原作にしたこちらの舞台。
ドイツのマイニンゲン劇場のキャスト・スタッフが公演してくれました。
このマイニンゲン劇場のスズの兵隊は、他にはない楽しい演出で有名です。
舞台の始め、目の前の空間に突如巨大ドームが出現。
観客はその中に入ってお話を聞きます。
影絵、人形劇、パントマイム、バレエ。
様々な演出で大人も子供もすっかりおとぎの世界に入ってしまいます。
兵隊さんとバレリーナのちょっと哀しいラブストーリーと驚きの連続の演出に
上演中は子供のようにはしゃいだり泣いたりしてしまいました。
一緒にいた友人に、「小さい子みたいだったよ!」と笑われてしまうほど(笑)
でも、すっかり子供に戻ってしまう程、大きく心を動かされる作品でした。
この作品、TACT/FESTには去年に引き続き二度目の登場。
また来年も来てくれないかなーなんて密かに期待しています。
それか、マイニンゲンまで兵隊に会いに行っちゃおうかなー!