ロンドンは友人家族が最近移住したので、その友人を訪ねて行ってきたのですが雑然とした都会の街でした。
Blog ワールド
こんにちは!
連載すると言っておきながら1回目からぱたりと止まっておりました。
やるやる詐欺といわれても仕方ありません。すみませんでした。
まだ読んでくださる方がいると信じていますが、第2弾をお送りしたいと思います。
今回は「住居」です。
こんにちは。たっけんです。
国際運送の仕事に携わり早くももうすぐ7年目となります。
昨年の秋に「例の件、進んでるからね」と突然上の人から声をかけられ、あれよあれよ事が進みこの2月からロンドン住まいが始まりました。
もともとは自分で手をあげたので、新しい環境でチャレンジできるのはうれしい限りです。
こちらの場を借りまして、ロンドンでの生活について言葉や文化の小ネタを交えて紹介させていただきます。
さて、早くも3週間がたちました。
すでにあふれる新しいモノ・コトにいっぱいいっぱいになっていますが今回は出発から到着後までのお話です。
渡航前にはSascha先生にさんざんこちらの英語は大変だぞと脅されていました。
Sascha先生の"本場仕込み"のアクセントの真似は50回は聞いたと思います。
もともとアメリカやイギリス、インド、オーストラリアなどさまざまなアクセントに興味があり
自分なりに勉強していたので、毎度毎度「またまた大げさに言っちゃって」と返していました。
1ヶ月もすればで慣れるでしょうと飛行機で思いながら、
そんなちょっと調子にのっちゃってる自分は空港を出た瞬間に全速力でどこかに逃げてしまいました。
ほんとに目にもとまらぬ速さで。
'Where to?' - どちらまで?
'Will you take me to this address?' - こちらの住所まで行けますか?
こちらのオフィスから「しばらくの滞在先は空港から近いので到着後はタクシーを拾って向かってください。」
と連絡をもらっており、荷物も多かったのでタクシー乗り場へ直行していました。そこでの会話です。
'Don't know. You should spare your money. Take the bus.
Go to the information and you will get details!'
車の外に出て客待ちをしている恰幅のいいタクシー運転手のおじさんがすぐに座席のドアを開けてくれるかと思った矢先、答えは「住所知らないしバスなら安く済むからインフォメーションでバス乗り場聞いてくれ。」でした。
上の台詞がどんな感じで出てきたのか、あえてカタカナで書いてみたいと思います。
「ドンノァォゥ。 ュシュスパァモニィィ。 タイクボゥス。
ガゥトィインフォマイション ンユゥウゲッ ディタイゥ。」
自分には「ロンドンに来たんだよ、これが本物だ、覚悟せい!」としか聞こえませんでした。
音声でお伝えできないのが本当に残念です。
お会いする機会がありましたら、それまでにマスターしておきますのでぜひ聞いてください(笑)
初心に戻りどんどん吸収していきたいと思います。
この初日の衝撃からしばらくたち、オフィスや街中で耳を済ませていると本当にいろいろなアクセントを耳にします。
先ほどのタクシーの運転手さんの英語とオフィスの同僚の英語はぜんぜん違いますし、同僚のなかでも少しづつ違った音が聞こえます。
さらに、こちらではインド、アラブ、アフリカ、アジア、東欧など本当にさまざまな文化的バックグラウンドを持った人が集まっているので、街中ではお国柄のアクセントもそこかしこに混じっています。
すでに頭のスポンジがタプタプになってきているのでこれから北部イングランドやスコットランドに仕事に行くことを考えるとどうなることやらと。。
少し話がそれますが、ここではアクセントのことを「訛り」とは書いていません。
日本語の訛りという言葉には「ある特定の国や地域のなかで話される特有の発音」という他に「標準語からはなれた地方の言葉」という意味も含んで使われることが多いですね。
ですので、ロンドン訛りとしてしまうとちょっと違うかなと思っています。
こちらからするとアメリカのほうが「訛って」いますからね(笑)
何でもカタカナにするのは個人的にはあまり好きではありませんが、ニュアンスを区別する意味ではカタカナは日本語のよいところかなと思います。
今回の最後に、ロンドンのタクシー運転手さんの名誉のために補足させていただくと
ロンドンの路上で客を拾うことができるタクシー'Black Cab'の運転手は
'Knowledge of London'の資格を取得したプロです。
この試験は、ロンドンのすべての通りと地理、交通状況を記憶し状況に応じて
最適ルートを自身で作ることができる者のみが合格できる非常に難易度の高いものです。
ですので、ロンドンで走っている黒いタクシーは料金は高いですが熟練の運転手によるサービスが受けられます。
自分も一度空港で住所を知らないと言われた後に、もう一度近くの駅と道路を伝えると
「ああ、そこか、もちろん知っている」と無事連れて行ってもらえました。
土日料金・ヒースロー発特別料2.80ポンドを入れて5キロ近く走り、合計20ポンド近くだったのでかなり高いですが、
上の様な知識に支えられての料金です。
後になって滞在先は電車で行ったほうが格段に安いことがわかったのですが(笑)
勉強代と右も左もわからない状況への安心代として納めさせていただきました。
次回は住まいについて更新予定です!
PS: Sascha, you were absolutely right about the accent here, mate!
キャンベラに引っ越してきて、早1年余。
「引っ越してきました」の挨拶などしないこちらでは、「隣は何をする人ぞ?」と、なんとなく
をし合っては情報交換することはあっても、接点がないと隣人ではあっても、なかなか知り合
いになれない場合も多くあるようです。
子供がいれば、子供のつながりで行き来があったり、集まったりすることがあります。
私たちの「子供」はふさふさの毛、しっぽ、よく効く鼻と耳を持っていますから、散歩の際に同
じ種類の「子供」をもった方々と挨拶を交わし、そのお陰で顔見知りになれることがよくありま
す。可笑しいのは、ワンちゃんの性格や年齢、名前は知っているのに、半分くらいの飼い主さんのお
名前は知らないこと。
キャンベラにて一年余
日が空いてしまいました、キャンベラからの便り、第4回目です。
先日、日本に一時帰国しました。
関西国際空港に到着の後、大阪市内へ。人の多さに圧倒されました。
私たちがキャンベラに引っ越してきてから1年余りが経ちましたが、1年余りの間に、日本の「人混み」というものを忘れてしまっていたようです。
最近カフェがどことなく静かな気がする。
人はたくさんいるのに、話し声があまりしない。
友達や恋人と並んで座っているのに目線の先には・・・
そう、スマートフォン。
phubbing:人と会っているのにスマフォや携帯に気をとられて相手を無視する行動。
今日は、ACTは休日です。「キャンベラ・デー」といって、ACTだけの祭日なのです。
この広いオーストラリアで、長期滞在する場合、いずれは必要になるもの・・・といえば、運転免許です。